「歪」に或る美
日本の陶芸にある、割れや欠け、歪みなどの「不完全さ」をも愛するという「茶」を発端とした美意識に感銘を受けテーマのひとつにされている川尻潤先生。至るところにひび割れが存在し、変形している…しかしそこに輝きながらそこに美しく威厳を保ちながら強く存在している。そんな「人間」「世界」「宇宙」不完全な全てのものを表現されています。眼を引く色彩と遊び心が感じられる絵柄力強い造形に赴きを感じるのはその想いが込められているからこそ。
1964 京都生まれ、初代は九谷焼御用窯 禎山窯8、
1987 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業
1992 東京芸術大学大学院後期博士課程修了 デザイン専攻
1994 個展 東京芸術大学陳列館
2005 個展 横浜髙島屋 美術画廊 以降隔年
2007 個展 京都高島屋 美術画廊 京都 以降3年毎
2015 アーティストレジデンス招聘 雲南省建水 中国
2016 アーティストレジデンス招聘 ロシア(モスクワ)
2017 超京都「光の現代美」 出品 旧三井別邸 京都
2018 個展 MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w 京都
2019 アーティストレジデンス招聘 河北省 中国
2021 信楽陶芸の森美術館レジデンス ゲストアーティスト
主なコレクション京都市美術館・滋賀県陶芸の森美術館・大阪大学 博物館・中国 雲南省 建水博物院スウェーデン王室・神戸 森本倉庫
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