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小山研一

モノトーンの存在感

「静かで強いイメージの器を作りたい」という作者のねらいは、石肌を表面に出し、モノトーンでスキッとしたおしゃれで嫌みのないひとつのスタイルを確立している。
「黒彩」シリーズはまさに小山研一流の表現。黒い地肌のボディーに亀裂の入ったようなガーゼ状の上層部を重ねて焼く。
黒彩というこの作家独自の風合いはモダンでスタイリッシュな作品です。
一見ゴツゴツした感じに見えますが、実際に手にとってみるととても扱い易く、また、半磁器なので丈夫な焼き物です。

1953 新潟県生まれ


1977 京都市立芸術大学 陶磁器科 卒業


1982 京都府工芸美術展入選 京都クラフト展入選


1983 朝日現代クラフト展入選


1993 日本陶芸展


1995 日本陶芸展


1999 京都精華大学講師