Previous
Next

松崎満生

鮮彩さと立体感ある独自技法の陶板画

「唯一無二の作品を作りたい」この想いから長年の探求と試行錯誤を繰り返し完成した一珍盛りと交趾釉の技法による松崎満生独自の陶板画
作家が描く四季折々の京都の風景や動物画などの作品は、鮮やかな色彩と光沢が印象的で、水彩画や版画とは違った味わいがあります
独自な風合いが表現出来るまで苦労が多いですが、狙い通りの発色を出す為に何度も何度も焼いて仕上げる焼き物ならではの奥深い作品です。

1937 北海道札幌に生まれる


1963 それまでの挿絵画家を辞め、瀬戸(愛知県)の竹鳳窯にて染付を学ぶ。さらに土岐(岐阜県)の平山窯にて陶画家としての道を歩む。


1967 京都・五条の叶松谷窯に移り、轆轤成形の技法を学ぶ。


1974 西洋陶器研修のため単独渡欧。フランス・スペイン・トルコなど西洋各国を廻り、現在の作品の基礎となる一珍交趾盛り修得する。


1980 再度渡欧。オランダのデルフトより帰国後に交趾釉による独自の陶板画を制作、その後もさらに研究を重ね、現在に至る。