翠青天目 片口
¥66,000
作家名:鎌田 幸二
サイズ(cm):幅(W)10.2、奥行(D)10.7、高さ(H)6.0
素材:陶器
納品形態:木箱
その表情は時には青く透き通る大海原のようにも見え、時には宇宙を彷彿させるような神秘的な情景をもたらします。
鎌田先生の窯変翠青(すいせい)天目の宇宙に引き込まれてゆくような濃く深い青はまさに芸術と呼ぶにふさわしい出来栄えです。
気品に満ち溢れた美しいフォルムにも目が奪われる清らかな作品は、鎌田先生の世界観がしっかりと表れています。
※本作品は1点ものとなります。
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表示価格は全て税込価格となります。
※海外からのご注文の場合免税価格が表示されます
説明
作家名 鎌田 幸二
1948 京都に生まれる
1966 京都府立桃山高等学校卒業
1968 作陶を志し、清水正氏の指導を受ける
1971 京都府立陶工訓 練校専攻科終了。同校指導員(京都府技師)となる五条坂共同登窯「鐘鋳窯」にて天目の研究を始める
1972 第二回日本工芸会近畿支部展初入選 。第二十回日本伝統工芸展初入選
1976 日本工芸会正会員に推薦される
1977 京都府立陶工訓練校指導員を辞し作陶に専念
1979 五条坂共同登窯休止の為、自宅にガス窯を築窯
1987 第十六回日本工芸会近畿支部展・京都府教育委員会委員長賞受賞
1988 重要無形文化財「鉄釉陶器」伝承者養成研修会にて清水卯一氏の薫陶を受ける
1997 ニューヨークにて「天目・青磁二人展」
1998 東京日本橋高島屋にて「作陶三十年記念展」
2002 パリにて「陶・漆二人展」
2006 第三十五回日本伝統工芸展近畿展・鑑審査委員(2003年より毎年)
2007 第三十五回日本工芸会陶芸部会新作陶芸展審査委員
2015 当社にて二人展「煌めきの結晶と磁彩の調べ」
主なパブリックコレクション: 京都文化博物館/メトロポリタン美術館/ニューオリンズ美術館
追加情報
重さ | 0.09 kg |
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注意事項
・本作品は1点ものとなります。
・木箱の作成に約1~2週間ほどお時間を頂戴します。
※海外への配送の場合、商品お受け取り時に関税等が発生することがございます。その場合、発生した関税等は受取人さまのご負担となりますので、ご了承ください。
京焼・清水焼のご使用についてのお願い
焼き物の中には磁器(石物)と陶器(土物)があります。磁器は白く透明性があります。吸水性がなく、永く綺麗にお使い頂けます。また、陶器は吸水性・通気性に富み、永く使うほど味わいと風合いが出てまいります。
【共通事項】
・熱湯を注いだり、直火にかけたりするような急激な温度変化によって、破損することがありますのでご注意下さい。
・食器洗い機、乾燥機のご使用は避けて手洗いでお願いします。尚、クレンザーやナイロンたわし(研磨剤付)で強く擦らないようご注意下さい。金が剥げたり表面に傷を付ける原因となります。
・塗盆、漆卓などの上で器を引きずると、盆、卓に傷が付く場合がありますのでご注意下さい。
・電子レンジ、オーブンなどの高温になる器具でのご使用はお避け下さい。
【陶器について】
・陶器の表面に釉薬をかけた物には、釉の部分に貫入と呼ばれるひびが入るものがあります。これは陶器独自の風雅な特徴です。
・陶器はご使用になる前に、ぬるま湯などに浸して、あらかじめ器に水分を含ませてからご使用いただくと、茶渋・シミなどが付きにくくなります。
・陶器は吸水性がある為、食べ残しや汁物を入れたままにすると器が汚れを吸収し、カビ・シミ・臭気を発生する原因になります。
・ご使用後は、汚れを早く落として台所洗剤などで洗った後、よく乾燥させてから収納して下さい。
【色絵陶磁器について】
・銀彩は時間の経過と共に変色(酸化)することがありますので、黒ずんだりした場合は専用の研き剤或いは消しゴム等で軽く磨かれますと、美しさがよみがえります。
・色絵、金彩のものなどは電子レンジなど高温になる器具でのご使用は、釉薬が溶け出したり、色絵が剥げたりするなどの原因になりますので、特に指示がある物以外はご使用をお避け下さい。
【交趾釉薬の器について】
・酸の強いもの(梅干しなど)、塩分の強いもの(塩昆布など)に長時間触れますと、変色・変質の原因となりますのでご注意下さい。